1.ケースから出して保管する。 2.直射日光を避ける。 3.エアコンの風を直接ハープに当てない。 4.床暖房の部屋で保管しない。 5.できるだけ一定の温度・湿度で保管する。 (湿度は40~60%程度が望ましい。)
ハープは多くの弦で共鳴板を強い力で引っ張っています。この強い力に耐えて楽器の状態を維持するためには、温度湿度の管理が大切になります。それは、ハープは木でできているので、下記のような特徴があるためです。
湿度が高すぎると → 木が空気中の水分を吸って、膨らんで歪む 湿度が低すぎると → 木の中の水分が出て、乾燥して割れる
ケースの中では適切な温度湿度管理ができないので、必ず外に出して保管しましょう。
・・・・という内容の注意書きがありました。
それなのに、ベイビーハープをケースで数か月保管してしまった私。幸い目視で歪みや割れは見られず、ナイロン弦が1本切れた時点で保管状況の悪さに気が付きました。
皆様もご注意くださいませ。
ちなみに、保管時に弦を緩める楽器がありますが、ハープは弦を緩めません。
その理由は、ハープは多くの弦で共鳴板を強い力で引っ張っている状態なので、弦を緩めてしまうとそのバランスが崩れてしまうためです。
コメント