ハープは多種多様で、色々な分類があるようですが、楽器の構造で下記3種類に大別しました。
ペダルハープ(別名 グランドハープ)
レバーハープ(別名 アイリッシュハープ)
ノンレバーハープ
ペダルハープ
- 弦の数:通常、47本の弦を持ち、幅広い音域を持つ。
- 半音操作(♯♭):足元にある7つのペダルで操作。
- 活躍の場:主にクラシック音楽やオーケストラで使用され、ソロやアンサンブルでも活躍する。複雑な和声や豊かな表現が可能。
レバーハープ
- 弦の数:様々な本数の楽器がある。弦数が少ないものほど小さくて軽く、携帯性がある。
- 半音操作(♯♭):弦上部にあるレバーの上げ下げで手動操作。
- 活躍の場:小型で取り扱いが簡便なため、クラシックからフォーク、ポピュラー音楽まで様々なジャンルで使用される。初心者にも親しみやすい楽器。
ノンレバーハープ
- 弦の数:様々な本数の楽器がある。弦数が少ないものほど小さくて軽く、携帯性がある。
- 半音操作(♯♭):演奏中の臨時記号には対応できないが、演奏前に予め♯や♭に調弦することが可能。
- 活躍の場:小型で取り扱いが簡便なため、クラシックからフォーク、ポピュラー音楽まで様々なジャンルで使用される。初心者にも親しみやすい楽器。楽器の構造がシンプルなため、故障が少ない。
ベイビーハープはノンレバーハープに分類される12弦の楽器です。高さ50cm程度、重さ1.5kg程度と、とにかく小さくて軽いところが最大の魅力です。楽器の構造がシンプルなので、故障が少なく、扱いやすいというメリットもあります。小さめの可愛らしい音色なので、家でご自分やご家族の癒しに、また、持ち出してアンサンブルするなど、楽しみが広がります。音楽が初めて、楽器が初めてという方におすすめです。
一方で、音域が狭く、臨時記号に対応できないというデメリットがありますので、ピアノなど楽器がスラスラ弾ける方、臨時記号を使ったアレンジを楽しみたい方、大きなステージで演奏したい方には、レバーハープやペダルハープをおすすめします。